昔の事ばかり覚えている脳
演奏の仕事で神奈川県の海老名へ。
お店の備品のギターアンプを使わせてもらいましたが、なんと「YAMAHA・F-50」がありました。
久しぶりに使ったけれど、やっぱり銘機!
実は自分でもFシリーズ(F100-115)を持ってて20代の頃は愛用していたのです。
ということで記念に写真を・・・。
ところで、海老名へは初めて電車で行きました。
ネットの「ハイパーダイヤ」という乗り換え案内をよく使うのですが、提示されたウチからの最短のルートが意外にも横浜経由。
1時間ちょっとで着く、と出ています。
ホントか〜? と思いつつ、それに従って門前仲町から東西線に乗車。
日本橋で都営浅草線に乗り換え、泉岳寺で京浜急行の快速特急を待ちます。
始発でクロスシート、ちょっと旅行気分。
品川を出て少しの間は普通な感じでしたが、青物横丁を通過したあたりからガツンとスピードアップ!
有名な高速走行に入りました。
いやあ、飛ばす飛ばす。
住宅密集地を通るので凄いスピード感。
ちなみに鉄道の知識が多少ある人なら周知の事ですが、線路の二本のレール間の幅には「狭軌」と「標準軌(または広軌)」という主に二種類の規格があります。
日本のJRを含む多くの路線は「狭軌」ですが、京浜急行は間隔が広い「標準軌」を採用してます(新幹線と同じ)。
キツいカープレールを敷きにくいけれど高速走行にはこっちのほうが有利。
これを活かして、並行して走る競合路線のJR東海道線に対抗するために京急の快速特急はぶっ飛ばすのだそうです。
川崎を過ぎてからもダメ押しのようなスピードでした。
さて次に、横浜駅から相鉄線に乗り換えるよう指示が出ています。
乗り換えのために設定されている時間は6分。
相鉄線に乗るのは数十年ぶりだったのでよく分かってませんでしたが、京急のホームからは結構遠い!
ギターを担いでかなりの早歩きで人波をかき分けて辿り着き、海老名行きの特急に乗り込んだ瞬間にドアが閉まりました。
「ハイパーダイヤ」時間設定を攻め過ぎだぞ!
ちょっとでも迷ったりチャージ金額不足で手間取ったりしたら絶対に間に合わないってば・・・。
まあ、そんな多少無理のある乗り換えプランのおかけで、本当に1時間ちょっとで海老名に着く事が出来ました。
ちなみに相鉄線の車掌さんの車内アナウンスの声が、僕の今までの人生において最高レベルに聴こえてきました。
伊武雅刀さんかと思いました(笑)。
魅力的な良く響く低音、落ち着いたテンションなのに明瞭な滑舌。
ネット上とかで話題になっててもおかしくないと思います。
しかし、相鉄線に乗るのはいつ以来だろう、とか考えていたら、初めて乗った時の事を急に鮮明に思い出しました。
高校生の時、当時仲が良かったクラスメイトのエンドウくんの家に泊まりに行った時に乗ったという事、僕の高校は寮があってエンドウくんは寮生で夏休みに家に帰省している所に行ったという事、彼の家の最寄り駅は二俣川だった事、横浜を案内してやると言う彼に連れられて山下公園などにも行った事、中学生だった僕の弟も一緒だった事、翌日に観に行った藤沢市民会館での甲斐バンドのコンサートの事・・・。
エンドウくんとは卒業後は一度も会っていないし電話すらもした事がないのですが。
元気にしてるかなあ?